胡蝶蘭（弓倉千陽）の双子の姉。
当時女の双子は不吉とされ、姉のほうは殺すという風習があったが、
父である弓倉亨がこっそりと『影組』という
弓倉家おかかえの暗殺集団にその身をあずけた。
千影という名前は、影に身をおいてもたくましく生き、
妹の千陽を支えてやってほしいという意味をこめて、父に付けられた。
影組にあずけられてからはメキメキと頭角をあらわし、
『人魔大戦』のおり、影組の頭領となる。
紫陽花（御厨紫優）はもともと暗殺の対象だったが、
（召喚獣を酷使すると有名な御厨家にてとくに評判が悪かったため）
その人柄にふれてからは考えをかえる。
人魔大戦時には弓倉家が紫優を全面バックアップするよう父を説得した。
『魔王ジェストーナ』との最終決戦のときは
影組を率いて敵部隊の撹乱を担当したため直接魔王と戦うことはなかった。
紫優たちが『御厨仁』に殺されたことを知り、仁を暗殺しようとするも
父に「これ以上人間の世界を混乱させてはならない」
と言われてしまったため暗殺を断念。
失意のまま発狂して死んだ。
この際すでにソウル=マタとして復活していた水芭蕉（御厨美優）の誘いを受け
Ｄ．Ｏ．Ｇの第一号として第二の人生をはじめることとなる。
