ソウル=マタになる前の名は『御厨紫優』。
陰陽師・召喚師の名門『御厨家』に生まれる。
父親は当時の御厨家当主『御厨宋雲』であるが、
正妻の子ではなく宋雲と召喚した光の高位精霊の間にできた子供。
その出生から人間からも精霊からも疎まれる。
しかし能力面だけみると、長男で正妻の子でもある御厨仁と比べ、
段ちがいに高く、また性格もいいため
余計に正妻やその側近からは目の敵とされてしまう。
味方は母と姉の美優のみで家では完全に孤立していた。

名門としては知られるが、『腐敗の象徴』と揶揄されるほど
すでに当時の御厨の一族はひどいありさまだった。
その中で評判の悪かった(仁派の流言による)紫優にたいして
弓倉は影組を派遣し暗殺をこころみるも
その人がらにふれ中止。逆にバックアップするようになる。

人魔対戦においては弓倉の別働隊として各地を転戦。
ここで活躍すれば御厨の家にも認められ、家族になれると信じ
姉やプラーナが距離をとるように言うのも聞かず
御厨と関係を持ち続けた。

しかしその思いは通じず、魔王ジェストーナを倒し
人間がわに勝利をもたらすものの
その功績をねたんだ仁に殺され手柄をすべて横取りされた上
魔王に裏切ろうとして英雄御厨仁により成敗された最低の人物として
後世に伝えられるようになる。


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